距離感への心くばり
季さらの各お部屋の玄関には、「蘇民将来子孫家」と書かれた「しめ縄」が通年飾られています。
鳥羽や伊勢ではごく一般的な風習なのですが、全国的には珍しいと思います。
これには神話の言い伝えが関わっています。
鳥羽で暮らす人々のように、お客さまにとって、しめ縄が飾られた部屋がもう一つの
我が家のような存在となればうれしい限りです。
季さらでは客室が、全室離れの独立タイプとなっております。
その分、外からはお部屋の気配がわからないため、
お客さまへのおもてなしの距離感には人一倍、心をくばります。
至れり尽くせりがお好みの方にはそのように、
付かず離れずがお好みの方にはそのように。
お客さまの心地よい距離感を大切にいたします。
本物の木のぬくもりを
センターハウスには、やさしい木の香りがふんわりと漂います。
解放感のある高い天井、こっくりとした飴色の木製什器、
触れたくなる存在感の楓のオブジェ、造形美が際立つ桜のデスクと
その上部を飾る流木のアートワーク。
できうる限り本物の木で、できうる限り地元の木で。
積み重ねた先にある確かなぬくもりに、
やすらぎを感じていただけましたら幸いです。
炭火で引き出す旨みの頂点
これまでの地産地消へのこだわりに加え、
新たなおいしさへの進化の鍵が「炭火」の導入です。
「料亭Ai-Oi」ではライブキッチンに設えた焼き場で、
食材の旨みを余さず引き出した豪快な炭火焼きをご用意いたします。
また、お部屋食でも、炭火ならではの音・食感・香りが五感を刺激する至福のひとときをお届けできるよう、IRORIテーブルに起こした炭をご用意。
離れに居ながらにして、ワンランク上の出来立てのおいしさを
お愉しみいただけるようになりました。
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